2019年7月12日金曜日

リコッタ・チーズ作業過程

7月9日の写真を送って頂きましたので、追加します。

☆リコッタ・チーズの材料
牛乳: 1リットル
レモン果汁: 50cc (=大さじ 3 + 小さじ 1) 【ポッカレモン等でもOKです】
塩: 小さじ 1/2
( 少し濃厚にしたい場合は、生クリーム100cc を牛乳に混ぜます )

☆用意するもの:鍋、木ベラ、ザル、さらしの布巾(不綿布のキッチン・ペーパー)
 温度計も有ると便利です。

(1)レモンを絞り、種などは不要なので、茶漉しやザルで漉しておきます。
(2)鍋に牛乳(お好みで生クリームも)と、塩を入れて中火にかけ、
  木ベラで軽くかき混ぜながら牛乳を温めます。 
  温度が高過ぎると口当たりが悪くなるので、沸騰させないで下さい。
(3)牛乳が65℃程度になったら火を止めて、木ベラで軽くかき混ぜながら、
  レモン果汁をスプーンで1杯ずつ加えて混ぜます。
  牛乳の温度は沸騰させなければ、65℃より高めでも大丈夫です。
(4)ホロホロと細かく固まってきますので、鍋に蓋をして10分程度置いておきます。



10分待ったら蓋を取りましょう、こんな感じに固まっています

(5)ボウルの上に柄付きのザルを置き、布巾(不織布のキッチン・ペーパー)を
  ザルに敷いて、(4)の液をおたまで掬って静かに注ぎ入れて漉します。
  30分程度そのまま置いておき、水分(乳清/ホエー)を切ります。


(6)ザルに残るのがリコッタ・チーズ、ボウルに落ちた水分が乳清(ホエー)です。
(7)乳清は別の器に取っておきます。(次回作る時に牛乳に混ぜて再利用できます)。


(8)リコッタ・チーズは、再度ザルの下にボウルを置いて、冷やしながら更に水切りする
  ために冷蔵庫に入れます。最低2時間水を切ればOKですが、出来れば一晩待つと
  更に綺麗に固まります。
(9)今回は冷蔵庫で2時間冷やしてから、季節のフルーツとチョコレート・ケーキを
  添えてデザートとして頂きました。


※牛乳はパッケージの「種類」という箇所に『牛乳』と表示がある物を使います。
 乳脂肪分の高い牛乳ほど沢山のチーズができます。
 普通の牛乳(乳脂肪分3.6%程度)の場合は生クリームを加えても良いでしょう。
※ボウルに残る乳清(ホエー)は、牛乳や果汁、蜂蜜を入れて飲んでも美味しいです。
 加熱すると酸味が飛びますが、栄養価は変わらないので、煮物に使うなど普段の
 炊飯にも使ってみて下さい。
 パンを捏ねる時に使えばよりモチモチになる効果も有ります。
※牛乳にホエーを混ぜて温め、固まるまでレモン果汁を加え、繰り返し同じチーズが
 作れます。本来の意味のリコッタ(再加熱)チーズです。
※パスタのトッピングにしたり、パンに塗ったり、蜂蜜を混ぜたり、ジャムをかけたり、
 ケーキに添えたり等、色々と試してみて下さい。
















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