2019年2月19日火曜日

いろいろなフォカッチャ

3月1日(金)の実施日前にオーブンの機能確認をしたくて、
試しにいろいろ焼いてみましたが、基本のレシピは下記の通りです。

強力粉:200g 
塩: 小さじ 1/2杯
砂糖: 大さじ 1/2杯
ドライ・イースト: 3g (小さじ 1杯)
オリーブ油: 大さじ 1杯
ぬるま湯: 130cc
一次発酵: 30~40分
二次発酵: 10~15分 (急いでいる時には一次発酵のみでも大丈夫です)

試作(1)
大きなボウルの中で5分間捏ねました

一次発酵40分(冬は30分以上掛かるようです)

円形4枚分を作り、岩塩とイタリアン・ハーブをトッピングして
オリーブ油を回しかけ、180℃で予熱したガス・オーブンで15分焼きました
実習室のオーブンは自宅のよりも高温になるので
180℃で、このように外側がコンガリ焼けます
自宅では220℃~230℃にしていますので
やはり、このように試作してみないと・・・

 試作(2)
 捏ねるのは力が要るし、疲れるし、大変~という場合は
このようにヘラでまとめた状態で一次発酵に進んで大丈夫です

一次発酵後にはこのようになります
この後にガス抜きして両手でまとめていくと試作(1)と
同じような状態になります

レシピもトッピングも全く同じ試作(1)と区別するために
20cmの円形、1枚分として焼きました

最初に生地を捏ねずに作ると、焼き上がりの気泡が大きくなりますが
それがフォカッチャらしい感じでも有ります、お好み次第です

試作(3)
ぬるま湯の代わりに、ジャガイモ100gを茹でてマッシュしたものと、
豆乳か牛乳を80cc加えて捏ねます。

ジャガイモはフォークでザクザクッと潰しただけなので
捏ねている時に大きな粒が有りましたが
5分ほど捏ねて、まとまったところで一次発酵へ

一次発酵が終わるとジャガイモの姿は無くなっていました

円形4枚分にして、他の物と区別するために
トッピングは岩塩とイタリアン・ハーブに加え
赤いパプリカ・パウダーも!

試作(4)
強力粉ではなく、中力粉200gに代え、
ぬるま湯を無塩のトマト・ジュースに代えましたので、ほんのり赤い色になっています。

3分だけ捏ねました

二次発酵する時間が無かったので、
膨らみが足りないかもしれませんが風味は良いです。
中力粉だと発酵時間を長くしないといけないのかもしれません、今後の課題。

試作(5)
強力粉: 150g
中力粉:   80g
アメリカの料理番組で見た甘いフォカッチャを参考にして焼いてみました

ぬるま湯は130cc+20ccにして5分捏ねました

一次発酵後の状態は少し柔らかめでした

一般的にはレーズンを加えれば良いのでしょうが
今回は甘いドライ・トマトを荒く刻んで牛乳に浸しておいたものを
一次発酵後に混ぜてみました、しかし、想像以上にベタベタになってしまい
強力粉を一握り分追加してからまとめました。

二次発酵15分したら、綺麗にまとまっていました。

こちらも円形4枚分にして
トッピングにはグラニュー糖とシナモン・パウダーを少量ずつ

甘いフォカッチャは邪道なのでしょうが、オヤツ・パンとして美味しく頂けます!


自宅での試作(6)
強力粉:200g
中力粉:  80g
ぬるま湯: 180cc
塩: 小さじ 1杯
砂糖: 大さじ 1杯
ドライ・イースト: 3g(小さじ1杯)
(自宅ではいつも小麦粉280gで作っています)

一次発酵終了後に生地を二つに分けます。

一つは円形4枚分にして、オリーブとチーズを乗せて、岩塩、イタリアン・ハーブも!
これだけの焼き色を付けて外側をカリカリにするには
やはりオーブンは220℃~230℃にする必要があります。

230℃で10分焼き、その後220℃に下げて5分焼きました。

こちらはオリーブとチーズの分量は同じですが
4つに分けた生地の中に包み込んでみました、餡パンの要領です。
220℃で15分焼き、200℃に下げてから3分焼きました。
電子レンジ兼用オーブンなので焦げ過ぎないように気を遣いますね。

パンは焼き立てが一番美味しいです、チーズがトローリ!

トマト・ソースと炒めタマネギ、ベーコンやハム、チーズを入れたら
ピザ・パンみたいになります、次回トライしてみましょう!

丁寧に捏ねなくても良いので、
フォカッチャなどのフラット・ブレッドは作りやすいと思います。

今回は40℃で発酵しましたが、低温発酵が綺麗で美味しい生地になります。
試しに生地を5分捏ねてから、ボウルに入れてラップを掛け、
一晩置いておいたら、冬なので膨らみ方は少ないのですが
驚くほどきめの細かい綺麗な生地になっており、風味もとても良かったです。

夏なら冷蔵庫に一晩入れておいて低温発酵させるそうです。

丁寧に捏ねなくて良い生地なら、
材料を全てポリ袋やビニール袋に入れて混ぜ、
そのまま発酵させても良いのでしょう。

フォカッチャはフライパンでも焼けます。
弱火で焦がさないように注意すれば大丈夫ですが、
上下を返して焼くことになるので
トッピングは限定されるでしょうから、一工夫必要ですね。