2019年7月13日土曜日

夏色パスタの作業過程

作業の過程全てでは有りませんが、参考資料として、送って頂いた写真を追加します。

☆夏色パスタの材料と作り方(2人分)

〇ショート・パスタを140g用意します。
   パスタは、具材の準備が全て整う頃に、茹であがるようにすると良いですね。

◎パスタの茹で方
※パスタを茹でる湯:今回は1.5リットル用意 
         (塩を湯の1%分入れる:今回は大さじ1杯)
※パスタは指定された時間よりも2分短く茹でて、アルデンテ(固め)に仕上げます。
※沸騰した湯にパスタを入れて、再度沸騰したらパスタどうしがくっつかないように
 軽くかき混ぜ、その後は弱火にして茹でると、外側が柔らかくなり過ぎるという
 状態を防げます。(これは私の自己流の茹で方ですがお薦めです)

〇パスタ以外の材料と手順
  大きめのボウルを用意して、具材を順番に中に入れて混ぜていきます。

(1)ニンニク:2カケ
  ショウガ: 2cm程度
    バジル: 1本 (または 大葉:8枚程度) バジル、大葉どちらでもOKです。
  完熟トマト(中): 2個
  オリーブ油: 大さじ 3~4
  塩: 小さじ 1
  乾燥唐辛子: 適量 (お好みの辛さに調整して下さい)

  ニンニク、ショウガは5ミリ角程度に切る。
  バジルの葉を茎から外し、葉はそのまま、茎は細かく切る。(大葉の場合はちぎる)
  完熟トマトはヘタを取り、ボウルに手でちぎりながら入れ、皮を軽く取り除きます。

  オリーブ油、塩、唐辛子を加えて、木ベラで良く混ぜ馴染ませます。
  (お好みにより、唐辛子でなくコショウでもOK)

(2)パプリカ(赤): 1/4個
  パプリカ(黄): 1/4個

  それぞれ1センチ角程度に切り、甘味を出すために、オーブン・トースターで
   5分焼き、(1)のボウルに加えます。
  (トースターでなく、電子レンジに2、3分かけてもOKです、勿論生でもOK!)

(3)ナス: 1/2個

  縞模様になるように皮をむき、電子レンジで柔らかくしてから、ザク切りにして
  (1)のボウルに加えます。

  もしくは皮付きのまま縦半分に切って、ナスの実に菱型の切れ目を入れて
  オリーブ油を小さじ半分程度塗ってから、電子レンジにかけ柔らかくして、
  実だけをスプーンでくり抜いて、(1)のボウルに混ぜます。
  ※お好みで生でもOKです、7ミリ程度の角切りにして塩で軽く揉んで下さい。
   特に水ナスなら生のままで!塩で揉んでから、軽く水気を絞って混ぜましょう。

(4)キュウリ: 1/2本
  ズッキーニ(緑): 1/3本
  ズッキーニ(黄): 1/3本
  タマネギ(中): 1/2個

  野菜を全て7ミリ角程度に切り、ザルに入れておく。
  後ほどパスタを茹でる湯が湧いたら、パスタを茹でる前に湯の中にザルを入れ
  30秒~1分程度茹でて(タマネギが白くなればOK)、水切りします。
  (1)のボウルに加えます。


(5) インゲン: 5本
   
   パスタを茹でる時に一緒に鍋に入れて、固めに茹でる。 
   小口切りにして(1)のボウルに加えます。

(プチ・トマトが多目に用意出来たので、先に混ぜてみました)

※この辺でパスタが茹であがると良いですね。
 パスタを先に茹でて置く場合は、ザルに取って水切りした後にオリーブ油を
 少し回しかけて混ぜ、パスタどうしがくっつかないようにしましょう。

(6)プチ・トマト(赤): 2個
  プチ・トマト(黄): 2個
  モッツァレラ・チーズ: 1個
  レモン: 1/2個
 
  プチ・トマトは半分に切る。
  茹であがったパスタを野菜の入ったボウルに入れて、良く混ぜて器に盛り付ける。

  トッピングにプチ・トマト、ちぎったモッツァレラ・チーズを乗せ、
  レモン汁を絞ってかけてから頂きます。

  ※茹でたタコを食べやすいサイズに切って加えると、より地中海風になります。

ナスやブラウン・マッシュルームなどの
茶色い食材を入れないと、クリアな色味に仕上がります

ナス、マッシュルームも入れましたので
少し色味が濁りましたが、旨味は増すと思います


参考までに蝶々型のパスタで
ナス、マッシュルーム無しで作った際の写真です

こちらは小さい貝殻型のパスタです





2019年7月12日金曜日

リコッタ・チーズ作業過程

7月9日の写真を送って頂きましたので、追加します。

☆リコッタ・チーズの材料
牛乳: 1リットル
レモン果汁: 50cc (=大さじ 3 + 小さじ 1) 【ポッカレモン等でもOKです】
塩: 小さじ 1/2
( 少し濃厚にしたい場合は、生クリーム100cc を牛乳に混ぜます )

☆用意するもの:鍋、木ベラ、ザル、さらしの布巾(不綿布のキッチン・ペーパー)
 温度計も有ると便利です。

(1)レモンを絞り、種などは不要なので、茶漉しやザルで漉しておきます。
(2)鍋に牛乳(お好みで生クリームも)と、塩を入れて中火にかけ、
  木ベラで軽くかき混ぜながら牛乳を温めます。 
  温度が高過ぎると口当たりが悪くなるので、沸騰させないで下さい。
(3)牛乳が65℃程度になったら火を止めて、木ベラで軽くかき混ぜながら、
  レモン果汁をスプーンで1杯ずつ加えて混ぜます。
  牛乳の温度は沸騰させなければ、65℃より高めでも大丈夫です。
(4)ホロホロと細かく固まってきますので、鍋に蓋をして10分程度置いておきます。



10分待ったら蓋を取りましょう、こんな感じに固まっています

(5)ボウルの上に柄付きのザルを置き、布巾(不織布のキッチン・ペーパー)を
  ザルに敷いて、(4)の液をおたまで掬って静かに注ぎ入れて漉します。
  30分程度そのまま置いておき、水分(乳清/ホエー)を切ります。


(6)ザルに残るのがリコッタ・チーズ、ボウルに落ちた水分が乳清(ホエー)です。
(7)乳清は別の器に取っておきます。(次回作る時に牛乳に混ぜて再利用できます)。


(8)リコッタ・チーズは、再度ザルの下にボウルを置いて、冷やしながら更に水切りする
  ために冷蔵庫に入れます。最低2時間水を切ればOKですが、出来れば一晩待つと
  更に綺麗に固まります。
(9)今回は冷蔵庫で2時間冷やしてから、季節のフルーツとチョコレート・ケーキを
  添えてデザートとして頂きました。


※牛乳はパッケージの「種類」という箇所に『牛乳』と表示がある物を使います。
 乳脂肪分の高い牛乳ほど沢山のチーズができます。
 普通の牛乳(乳脂肪分3.6%程度)の場合は生クリームを加えても良いでしょう。
※ボウルに残る乳清(ホエー)は、牛乳や果汁、蜂蜜を入れて飲んでも美味しいです。
 加熱すると酸味が飛びますが、栄養価は変わらないので、煮物に使うなど普段の
 炊飯にも使ってみて下さい。
 パンを捏ねる時に使えばよりモチモチになる効果も有ります。
※牛乳にホエーを混ぜて温め、固まるまでレモン果汁を加え、繰り返し同じチーズが
 作れます。本来の意味のリコッタ(再加熱)チーズです。
※パスタのトッピングにしたり、パンに塗ったり、蜂蜜を混ぜたり、ジャムをかけたり、
 ケーキに添えたり等、色々と試してみて下さい。
















2019年7月9日火曜日

7月:夏色パスタとリコッタ・チーズのレシピ

2019年7月のごはん留学は
英国のシェフ Jamie Oliver 氏のレシピを参考に
『夏色パスタ』を2種類作り、
デザートはリコッタ・チーズを作り果物を添えて頂きました。

今回の参加者13名でした!

実施日時:  2019年7月9日火曜日 午前9時~12時
申込締切日:  2019年7月5日(金) 12時
実施場所: 東大和市立中央公民館 3階 実習室
参加費用: 1,000円 (食材費)
持ち物: エプロン、三角巾、布巾 or タオル
お申込み・お問合せはメールにて: GohanRyugaku@outlook . jp

【8月のごはん留学はお休みですが、茶話会を催しますので、後ほどお報せします】

向かって左側が夏野菜をたっぷり使った
ショート・パスタです(今回は貝殻の形)

右側は緑色と黄色のズッキーニとインゲンを細長く切って
ロング・パスタ(今回はリングイネ)と絡むようにしました。

デザートはリコッタ・チーズに
地元産のブルー・ベリー、アンズ、
そして、昨日私が焼いたチョコレート風味のスポンジ・ケーキを添えました。

夏色パスタは好みの野菜を好きなだけ切って(小口切り程度のサイズ)
潰した完熟トマトと混ぜるだけですから、
同じ具材にトマト・ジュースを加えて軽く煮こめば
ラタトゥイユもどきになります。

緑色と黄色が爽やかなパスタは、
パルメザン・チーズと香味野菜、レモンの皮と果汁で味を仕上げます。
バジル、ミント、パセリ、レモン・バウムなどなどを大胆に加えてみて下さい。

レシピなど、資料を画像ファイルで入れておきます、ご参照下さい。




今回の夏色パスタはバジルではなく大葉を使いましたので
ニンニクだけでなくショウガもたっぷり加えました。

※後日、他の参加者から写真を受け取った場合は、追加します。